検査機器のご紹介

CT検査装置について

Aquilion Lightning (キヤノンメディカルシステムズ)
16列マルチスライスCT
設置:2022年4月

CT検査について

CT検査では、X線を人体に回転させながら照射し、透過してきたX線の強弱を検出器で収集して、得られたデータをコンピュータで解析・計算して、さまざまな画像を作成することができます。この検査で体の輪切りの断層写真が得られ、画像処理をすることにより、いろいろな方向からの断層写真や3次元画像を得ることができます。 当院では64列のCTを使用しており 、一度のX線照射で多断面を同時に撮影することが可能なので、息止め時間が非常に短くて済み、小さいお子さんやご年配の方、重症患者さんなどの長い間息止めをすることが困難な方でもきれいな画像を得ることができます。また、被曝量が少ないだけでなく、撮影時間も大幅に短縮され、患者さんの負担が軽減されます。

協力とお願い

CT検査は、X線を使って検査を行いますので、撮影部位にある金属類など、事前に取り除いていただき、
検査着に着替えていただきます。また、検査前に食事の制限や薬の服用など、ご協力いただくことがあります。

▼撮影部位に金属がある場合、服を着替えてもらったり、差し歯やアクセサリー類を外してもらう場合があります。
これは、診断によりよい画像を撮影するためです。そのため、貴金属類をなるべくつけないで、ご来院ください。

・貴金属(ネックレス、ピアス等)
・メガネ、入れ歯
・金属の入った下着(ブラジャー等)
・ズボンのベルト、ファスナー
・カイロ、エレキバン、湿布

検査前に上記の物がないかチェックさせて頂きます。
その際に上記の物は取り外していただくか、脱いでいただくことになりますが、検査着を用意していますのでご安心ください 検査当日は、脱着しやすい服装でお越しください。

▼上腹部の検査は、絶食で検査することがあります。

【ペースメーカを装着されている患者様へ】
ペースメーカもしくはICD(埋め込み型除細動器)の本体にX線が連続的に照射されると、本体の作動に影響を及ぼすことがあります。ペースメーカもしくはICDを装着されている患者様は、検査前にその旨をスタッフに申し出てください。また、検査を受ける際は、ペースメーカ手帳を持参するようお願いします。

【被曝について】
CT検査では、人体にX線を照射するため、放射線被曝は避けられません。ですが、一度の検査で人体に影響を及ぼすほどの被曝はありませんので、安心して検査を受けられてください。また、妊娠中または妊娠の可能性がある方は、その旨をスタッフに申し出てください。

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